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大事なコレクションの行方 [コレクション]

故人が趣味で集めていた大事なコレクションは、自分が死んだあと、遺族や関係者はどのようにあつかうのかとかいう問題を考えたことのある人はいるでしょうか。

イラストレーター、エッセイスト、ミュージシャン、ラジオDJなど幅広いジャンルで活躍されているみうらじゅんさんは、ボブ・ディランのレコードに関しては、わざわざレコード屋の多い西新宿に仕事場を借りるほど熱を入れ、海賊版も含め、ありとあらゆるバージョンを保持している愛集家です。

みうらじゅんさんは、こんな大問題を突きつけられたら、不安で死ぬに死ねなかっただろと語っていました。

日本コロムビア盤というレアなディランのレコードがドサッとレコード屋に売られていた事がありました。
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「きっと持ち主が亡くなったのでしょう。」とレコード店の店長がいいました。

生きてるうちに大事にしているモノも死ねばどこかに流れていく・・・

ただそれだけのこと・・・

物に執着し諦め切れない。

これをボンノウと言うそうです。

コレクターに今捨てろとはいいません。

現世のことは現世で終わると諦めればいいだけのことです。


故人の大事なコレクションも死後はきれいサッパリ捨てようが、売ってしまおうが、一向にかまわない・・・

評論家の植草甚一さんの亡くなった後の遺した4000枚近いジャズのレコードは、なんとタモリさんに引き取られたそうです。

安く売ってバラバラにしてしまうのも忍びないし、遺族のためにも、「植草さんのコレクションだから、間違いないから買わないか?」とタモリさんに打診があったそうです。

タモリさんもそのコレクションの内容を詳しく聞かずに、納得して買い取ったといわれています。

こんな幸運な運命を辿るコレクションはきわめて珍しいです。

ほとんどのコレクションは、故人の思いとは裏腹に悲劇的末路をたどっていくのが現実です。

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