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民間ドライバーと公務員のバス運転手の給料の違い [原発]

過密スケジュールでハンドルを握り続け、事故を起こした高速バス運転手の日給は1万円だったそうです。

バス会社の参入増加と熾烈な価格のダンピングで、苛酷な労働を強いられている民間ドライバーの実態が明らかになった事件でした。

民間の貸し切りバス運転手を対象に行なった調査では、89%の運転手が睡魔や居眠り経験があるそうです。

その原因が、厳しい運行日程だと答えていました。

寝ずに働いても月収が手取り10万円ちょっとというワーキングプアの運転手も多いそうです。

自治体の運営するバスの公務員運転手は格段に恵まれています。

大阪の市バス運転手の平均年収は739万円。

東京都の民間バス会社社員の平均収入は573万円。

都バス運転手の平均年収は736万円。

民間より格段に高いです。

退職直前には年収800万、900万円になるドライバーもいます。

都では豊富なバスを観光車両としても運行しており、年間で延べ794台、4億円近い売り上げを計上しているます。

労働条件や手当も充実していて、都バス運転手は1週間に2日連続の休日を取ることが義務づけられる。

長時間拘束に対しては「交代制勤務者等業務手当」があります。

2時間以上待機した場合は10分ごとに50円の手当が支給される。

この黒字はバス事業収入ではありませせん。

都の交通局は東電株だけで毎年25億円の配当を受けており、その収益によって黒字となっています。

東電株は原発事故で配当がゼロになりました。

2012年度予算では、バス事業は約10億円の赤字を見込んでいます。

今後、公務員ドライバーの給与にも影響がでそうです。
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