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突然死を招くブルガダ症候群は千人に6人 [病気]

心臓に異常はなく、心筋細胞を動かす電気系統の遺伝子異常で起こるのがブルガダ症候群です。

心電図に特徴的な波形を示し、心室細動により突然死に至ることもあります。

30~40代の男性に多く発症し、「ぽっくり病」の主な原因だと考えられています。

心電図の波形がブルガダ様でも全員が心室細動を起こすわけではありません。

リスクの高い場合は植え込み型除細動器で突然死を予防します。

心電図は12か所からの誘導で波形をとります。

ブルガダ症候群はV1~V3誘導でST部分が上昇するという特徴的な波形を示します。

ブルガダ症候群は日本人を含めたアジア人に多く見られます。

心臓は筋肉の塊で、中に特殊な伝導系があり、細胞の内外をナトリウムやカリウム、カルシウムイオンが出入りしています。

プラスイオンとマイナスイオンが移動を繰り返して電気の流れを作り、その後に心筋が収縮します。

ブルガダ症候群は、主にナトリウムチャネルの遺伝子異常があるために、心電図で特徴的なブルガダ様変化を示すと考えられます。

会社などで実施する定期健康診断で心電図をとると、ブルガダ様の特徴的波形を示す人は1000人に6人程度いるそうです。


パラマ・テック「心電図記憶装置」



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