TVドラマ「ATARU」で注目されているサヴァン症候群

SMAP中居正広さんの主演ドラマ「ATARU」で、中居正広さんが演じるのはサヴァン症候群の青年の役です。

刑事と協力しながら、特殊能力により事件を解決していくドラマです。

サヴァン症候群とは、記憶力が非常に優れている、計算などの数学的な能力が非常に高い、など特定の分野において並はずれた能力を発揮します。

自閉症や知的しょう害により、他人とうまく話せないなど、コミュニケーション障害の人が多いのが特徴です。

映画「レインマン」では、ダスティ・ホフマンがサヴァン症候群の実在の男性を演じました。

モデルのアメリカ人のキム・ピークさんは、生後18か月で本の丸暗記を始め、本を読み聞かせるとすぐに記憶し、小説から、電話帳、百科事典まであらゆる本を読破し、あっという間に記憶したそうです。

9千冊以上の本の内容をすべて頭の中にインプットしたという。

全米のありとあらゆる町の地図を頭の中にコピーしているため、道に迷うことはなかったそうです。

カレンダーで、何年後の何月何日が何曜日なのか、ということを瞬時に計算して答えられる人もいます。

サヴァン症候群の原因は特定されていません。

右脳が映像的な処理だとかイメージをとらえるのに対し、左脳が論理や言語を司りますが、サヴァン症候群の人は右脳が発達しているケースが多いです。

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